☆九州新幹線全線開業に伴い、熊本市電の系統番号変更・電停ナンバリング・一部改称。
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2011年3月、九州新幹線全線開業に伴い、熊本市電の系統番号が変更・電停がナンバリング・一部改称されました。今回改称された電停は健軍方面から「動植物園前→動植物園入口」、「神水橋(くわみずばし)→神水・市民病院前」、「水前寺駅通→新水前寺駅前」、「市役所前→熊本城・市役所前」、「熊本城前→花畑町(はなばたちょう)」、「本妙寺前→本妙寺入口」の6つです。熊本市が2009年7月に発足させた「移動円滑化向上プロジェクト」によって、今回の3つの事業が実現しました。当初は4つの電停名を改称すると言われていたんですが、最終的にはさらに2つ増えて6つとなったようです。関連記事:電停名改称へ2010年2月25日作成。 |
これまでの電停名 |
新電停名 |
改称の理由 |
動植物園前 |
動植物園入口 |
「前」と冠してはいるが、動植物園の入口までは少し距離があるため。 |
神水橋 |
神水・市民病院前 |
健軍川が東バイパスで暗渠(あんきょ)になっており、現在では橋が存在しないため。 |
水前寺駅通 |
新水前寺駅前 |
現在事業が進捗中のJR線との結節工事が完了すれば駅の直下になるため。 |
市役所前 |
熊本城・市役所前 |
熊本市役所前でもあるが、この電停からはお城が見える。 |
熊本城前 |
花畑町 |
「熊本城前」となっているが、電停からはお城が見えない。地名をとって花畑町(はなばたちょう)に。 |
本妙寺前 |
本妙寺入口 |
同上。「前」と冠してはいるが、本妙寺までは距離があるため。 |
今回は健軍の方から紹介をしていきたいと思います。ナンバリングの数字が大きい方からになってすみません(;・∀・)
※取材は2011年3月27日です。2012年3月現在では政令指定都市移行後の区割りが確定しておりますので、区の表記も入れて作成しています。
動植物園入口|神水(くわみず)・市民病院前|新水前寺駅前|熊本城・市役所前|花畑町(はなばたちょう)|本妙寺入口

新:神水(くわみず)・市民病院前 旧:神水橋(くわみずばし) 電停番号:22 所在地:熊本市中央区神水本町(水前寺方)・東区健軍2丁目(健軍方)
国道57号線熊本東バイパスと交差する場所です。神水(くわみず)という地名の由来はその昔、金峰山(きんぽうざん)と益城町(ましきまち)の飯田山(いいださん)が「おいらの方が高い!」と口論になり、神様が両方の山に樋(と)いを掛けて背比べをしたんだそうな。その背比べでちょうど真ん中のこのあたりが水浸しに。背比べの結果飯田山の方に水が流れ、「もう何も言い出さん」ということで「飯田山」という名前が付いたという神話が熊本には昔から伝わっています。
電停周辺の主な施設:熊本市民病院、上江津湖など。
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↓電停周辺のそのほかの写真↓

神水・市民病院前電停水前寺方。東バイパスが中央区と東区の境界線になっています。 |

東バイパスはとても交通量が多いです。この下に健軍川が流れていて、上江津湖に注いでいます。 |

熊本市電の新しいロゴマーク。 |

背後の建物は東バイパス開通前から建っているようです。 |

市電発車。水前寺方の電停は東バイパスの西側にあります。 |

東バイパスを越える市電。 |

VVVF車ではありますが、この電車も登場から20年ほどが経過しているようです。 |

木山行き産交バスとのツーショット。水前寺方向を眺めています。 |
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