加藤家の菩提寺、本妙寺参道の入り口です。元々本妙寺は熊本のお寺ではなく大阪の方にあったということです。加藤清正が熊本に入国する際に大阪から熊本に移転したと伝えられています。由緒正しいところで毎年夏には「頓写会」(とんしゃえ)が開催され地域の方々をはじめ沢山の人々が集まります。また参道沿いには数々の石灯籠が奉納されており、加藤清正の信仰のあつさを物語ります。また夏目漱石の「草枕」の舞台ともなった、「峠の茶屋」へはここから行くことが出来ます。大変歴史の深いところですが、現在は住宅密集地となっており、中心市街地にも近いので人口は上昇傾向のようです。市電をはじめ路線バスやJR線も走っているかなり便利なところとなっています。周辺にはJR上熊本駅、市電上熊本駅前電停、熊本市交通局上熊本車両基地、県立総合体育館、市立千原台高校、ちょっと足を延ばせば崇城大学、熊本保健科学大学などがあります。

マウスオーバーで2004年の写真が見れます。

2011年3月撮影。拡大

 

今も昔も道の幅自体は変わってはいないようです。昔の写真に写っている本妙寺のネオンは九州産業交通が奉納したネオンだと言うことです。ここから本妙寺までは歩くとちょっと時間がかかりますが、登ってみる価値はアリです。本妙寺山頂上まで登ると加藤清正が熊本市内を一望する形で鎮座しています。昼間の景色もオススメですが夜景はもっと綺麗です。頂上へは車でも行くことが出来ます。このあたりは昔からの閑静な住宅街ですが、新幹線の高架橋が出来て景色が一変しました。これから在来線も高架化されるので楽しみな場所です。2011年3月現在は左の写真のように在来線高架化のため、新幹線の高架下に線路を移設する工事が進められています。

関連リンク:本妙寺山から熊本市街地の眺望・夜景毎年3月末に開催される本妙寺桜燈籠(はなとうろう)の様子(2010年3月撮影)、2011年のは出来次第追加させて頂きます。


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◆ここからは現代の写真。本妙寺周辺の写真を掲載しています。

本妙寺入口電停に停まるチキンラーメンの広告電車。これまでは「本妙寺前」電停でしたが2011年3月から名前が変わりました。このほかに4電停で名前が変わっています。詳細記事。リンク先は自分のブログなんですが、本妙寺入口電停のことは書いていませんでした(´・ω・`)

杉塘(すぎども)電停へ向かうチキンラーメン電車。



本妙寺踏切から上熊本駅方向。高架橋の手前が鹿児島本線です。

八代行きの817系電車。

元々は新幹線高架橋の位置に在来線の線路がありました。

新幹線高架下に移設されることにはなりますが、線路は元の位置に戻ります。

高架下には複線分の用地が確保済みです。熊本駅の北側までずっと高架下を走ることになります。

下町の雰囲気が残るところです。

やって来たのは2010年8月当時に運行されていたポケモントレインです。車体にポケットモンスターのキャラクターが描かれています。

本妙寺はほんとにオススメの場所です。熊本へお越しの際はぜひお立ち寄りください。

次は健軍町(けんぐんまち)

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古写真の著作権は東洋ネオン様、現代の写真は熊本市電写真館が所有しています。現代の写真は2010年8月末に撮影。

画像及び文章の無断転載を禁じます。(C)Toyo neon&Kumamoto-city Transportation Museum.

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