子飼(こかい)、新町に並んで下町情緒漂う風情たっぷりの街です。元々は「蚕養」と書きます。子飼は肥後國府から大宰府への官道の中継地として栄えた街だと言うことです。現在も熊本市鶴羽田町から熊本市国府までほぼ一直線な道がありますが、その道は当時の官道が今もそのまま使われていることに因るようです。今はもう廃止されていますが、市電黒髪線の終点でもありました。近くには熊本大学や熊本学園大学、熊本県立劇場、県立済々黌高校、ルーテル学院高校・大学(旧九州女学院)など、熊本市の文教地区と言った一面も持ち合わせます。 現在子飼橋の架け替え工事と子飼交差点から国道3号線浄行寺交差点まで 道路拡幅工事が行われており、これからまた景色が一変することになりそうです。
商店街の店並みもちょっとは変わりましたが、今も昔もあんまり変わりはないようです。右側の現在の写真は人通りの少ない昼間に撮影していますが、夕方となると買い物客でごった返します。このあたりは夏目漱石が散策を楽しんだ「立田山」も近いので夜中になると狸の姿を見ることが出来ます。実際私管理人自身も子飼商店街内の某居酒屋にて友達とお酒を飲んでいるときに狸の親子を目撃してしまいました。中心街に近い場所ですが、都市の利便性と自然を両方満喫できるところです。 ◆ここからは現代の写真。子飼橋(こかいばし)近くの熊本大学内の五高記念館の写真を掲載しています。
古写真の著作権は東洋ネオン様、現代の写真は熊本市電写真館が所有しています。現代の写真は2010年8月末に撮影。 画像及び文章の無断転載を禁じます。(C)Toyo neon&Kumamoto-city Transportation Museum. |
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