熊本市中心街の南端に位置する新市街と辛島町の今と昔の風景です。新市街近辺は元々「山崎練兵場」があったところで、現在の花畑町からの一体は広大な野原となっていました。大正期の熊本市近代化三大事業の一つである「歩兵二十三連隊渡鹿(とろく)移転」が完了。花畑町から辛島町にかけて本格的な市街化が始まり、現在のようになりました。道幅は当時から今の道幅だったそうで、大正期に整備された道路としては破格の幅だったそうです。「山崎練兵場」の名残として、現在も「山崎町(やまさきまち)」と「練兵町(れんぺいちょう)」と言う地名が残っています。新市街はそれ以前から映画館街として隆盛を誇っていました。最近は郊外に多数立地するシネマコンプレックスの勢いに押され次々と映画館が閉館。現在は1館のみ営業を続けていらっしゃいます。
大きな地図で見る ◆ここからは現代の写真。辛島町・新市街周辺の写真を掲載しています。辛島町からは離れてしまいますが、下通(しもとおり)やシャワー通り、洗馬橋、新町の写真も掲載しています。記事中に「くまもと阪神百貨店」が登場しますが、2011年2月に「県民百貨店」に名前が変わりました。
次は春日・熊本駅。 ちょっと昔の旅インデックス、トップページ、感想はこちらから。 古写真の著作権は東洋ネオン様、現代の写真は熊本市電写真館が所有しています。現代の写真は2010年8月末に撮影。 画像及び文章の無断転載を禁じます。(C)Toyo neon&Kumamoto-city Transportation Museum.
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